南瓜糖文フリ号の作品紹介🎃

こんばんは! 南瓜糖代表の芦原りこです。

本日は『南瓜糖 第五回文学フリマ京都号』に掲載されている作品の紹介をします🎃✨
(作者本人が執筆しているため、それぞれ文体が異なりますこと、ご了承ください……!)


・川畑美伽(表紙)
使用した画材は透明水彩です。
絵を描く時に注意した事は画面全体にまとまりを持たせながら楽しく描く事です。

・NABEKO(扉絵)
昔の京都に住む、少女が家の窓辺で南瓜糖を楽しそうに読んでおり、その前をたまたま通りかかった男の子がその少女に恋をするストーリー。

・漆間リキ「夜空」「空気人形」「星が凍る」
コンクリートポエム/詩/連作短歌/写真
星に願いをかけたい僕ら、あたしたち向け。コンクリートポエム『夜空』、詩『空気人形』、短歌の連作『星が凍る』。

・のか「思考の洪水」
小説
作家を目指す主人公ほのかが患ったのは夏目漱石も患ったと言われる「思考促迫」という症状。実はそれを生かして小説を書いていたが、ある日それが突然消える。

・き(イラスト作品)

・菊池あき「ホットミルク」
連作短歌/写真
現代っぽいやつにしました。こんな生活もあるのかも知れないね。

・KH「野口英世くん小顔だね」
小説
「記号化された女子高校生でなく、現実の女子高校生を描く」を目標にした作品です。結果、記号化されてしまいました。

・若松嵩馬(イラスト作品)
料理の前の何気ない1コマにも、鮮やかな美しさがある事に気づいた。そんな小さな幸せを切り取った1枚です。

・宮内千尋「10代と20歳」
歌詞
文フリで販売させて頂く同名の冊子に締めとして最後に掲載している作品です。こちらを見てから同名冊子を初めから読んで頂いても面白いかと。

・枯木枕「コンタクト」
小説
目が0.01倍で抽象っぽくなったらぜんぶ怖いなあ、とおもって書きました。作中にハンター×ハンターのパロディがあります。

・鴾母牛馬「スーパーの夢」
エッセイ
現役のスーパーマーケット人が綴る異色の実録?!エッセイ!
ー君は、それでも、そこにいるかー

・柊こゆび「プラスティックボックス」
小説
コロナによる隔離社会の中で想像した未来。人は心を失ってしまうのだろうか。

・Concert27mg(イラスト作品)
情報量を爆発させました。楽しかったです。

・橘春「かみさま」
連作短歌/写真
「橘春」をつくったかみさまたちのことを詠みました。私が「橘春」になるきっかけとなった憧れの人へ捧げます。

・御堂忠治「狂ひ蝶」
小説
「復、あたしを打とうとお考えですか」
明治初期、名家に嫁いだ千代を待っていたのは、夫・邦彦の暴力に苦しむ日々。そんな彼らの胸に秘められた思いとは――

・Concert27mg「ファーストキスはドブの味」
小説
小説は気持ち悪くしました。

・上田祥太「厭離穢土」
小説
神様はこの世界が嫌いになったのですべての生まれたての赤子を一人の男の金玉に封じ込めることにしました。

・義若ユウスケ「はるかな星」
小説
肌の白い女の子の話です。ちょっとSFを意識して書きました。

・勝見ふうたろー(イラスト作品)
「コンタクト」と「はるかな星」の挿絵を担当させて頂きました。
今回は、オリジナルの詩集も委託で配布させて頂いています。

・安田結衣(南瓜糖ロゴ制作)

・芦原りこ(編集、はじめに・あとがき)

以上21名の学生、作家、デザイナーが参加しています。


文学フリマまで残り1週間と少し。

開催時間が12:00〜16:00と短縮されることが決まりましたが、運営事務局・出店者ともに感染拡大防止に努め、イベントが開催されます。

お近くにお住まいの方はぜひイベントにご来場いただき、南瓜糖をはじめとするブースへ遊びに来てください。

イベント当日は公式サイトをご一読のうえ、ご来場くださいますよう、よろしくお願いします。


京都府から離れた地域にお住まいの方、イベントへ参加することが不安な方には通販サイトも開設しておりますので、ぜひご利用ください。

また当日ご来場されるみなさんも、ブース前混雑緩和のため、事前にお取り置きいただきたく存じます。


各作品の詳細については、文学フリマWEBカタログをご覧ください。



それではみなさん、体調管理には十分お気をつけください。
1月17日、元気にお会いできることを楽しみにしています!



芦原りこ