ソロモン王と四ツ目綴じ
ごきげんよう、みなさん。謹んで新春をお祝い申し上げます。
あたらしい年を迎えても尚、大学の課題に追われております、御堂忠治です。
まだまだ寒い日がつづきますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ寒波がやってくるそうです。
さすがに舞いってしまいますね……。
お身体には充分、お気をつけください。
わたしは、前回の記事ですこし触れましたが、『出版研究会 南瓜糖』。こちらの設立に向けて、準備を進めております。
それにしても、サークルをつくるというのは、ななかたいへんなことですね。毎日が大忙しです。
しかし、幸いなことに、わたしには才能のある仲間がいます。彼らは心の支えであり、積極的に力を貸してくれる、心強い存在です。
「2人は1人に勝る。共に苦労するだけ、得られるものも大きい」
これは、古代イスラエル王ソロモンの言葉です。
まさに彼の言うとおり。
どんな組織も、人員なしでは機能しません。
また、自分と共に一歩一歩を歩んでくれる、そんな仲間がいれば尚よいです。
すてきなサークルになるよう、発起人一同、がんばります!
さて、今回は創作を始めた頃について、おはなししたいと思います。
わたしがはじめて物語を書いたのは、8歳のときです。
あの頃は、絵を描くことが好きだったので、物語の主体となる文章を書いても、次のページにはついつい挿絵を描いてしまいます。それもデカデカと。
できあがったものは最早、長編の絵本です。
それがだんだん、月日を重ねますと文章の量が増えてきまして、半年後にはようやく小説らしいものを書くようになりました。
はじめて「製本」という作業を経験したのも、この時期です。
はじめのうちは、ただ原稿用紙を折り、それを束ねてホチキスで留めるだけでした。
しかし、あるとき、長編を書き上げまして、いざホチキスで留めようとしても、厚すぎてできません。
どうしようかと困っておりましたが、祖父の知恵と協力を得まして、和装本の――たしか「四ツ目綴じ」の要領で見事に製本できました。
できあがったその本は、翌日、学校へと持って行き、しばらく教室で公開していました。
たくさんのクラスメイトから好評を貰ったことを、いまでもよく憶えています。
だれかに自分の作品を楽しんでもらう。それによって得られる喜びは、何歳になっても変わりません。
さて、今回はこの辺で失礼いたします。本年もみなさまがご健勝、ご多幸でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
0コメント